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日本産シャクナゲの分布
 日本の野生シャクナゲは日本全域に分布し、かつ高山帯から里山近くまで分布域は変化に富んでいる。この結果、変種も多く形
態や花の色彩に微妙な変化が現れる。 野生種は空中湿度の高い冷涼な地に好んで自生し、同一地域に幾種類もが混生しているこ
とはごく稀で、自生分布域を異にしている。例えばアズマシャクナゲは東北、関東の深山に、ハクサンシャクナゲは北海道、本州
中部以北と四国の一部の高山帯針葉樹林中に、ホソバシャクナゲは天竜川中流の秋葉山と愛知県の鳳来寺山などの一部に、サカイ
ツツジは北海道東部の湿原にしか自生していない。同一地域に複数の種が自生していても、垂直分布でみると屋久島の標高500
〜600mの低山地帯には樹高が高いオオヤクシマシャクナゲが生え、1600m以上の高地に矮小性のヤクシマシャクナゲと、
それぞれ自生地が分けられていることは生態的に見ても興味ある問題である。

日本産シャクナゲの分布
 日本シャクナゲの自生地と種類をマップで見ると下図の様になる。東西南北、その環境に合った品種の花が見られます。更に詳細に調べて行くと各品種の自然
交配、変種によって、その自生地特有の品種が有り、貴重な花が咲いております。
                              
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