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日本産シャクナゲの栽培法
 日本のシャクナゲは自生地にあっては古くから嵐を好む花木
と言われ、その強健さり苣われているが、平地の暖地での栽培
の難しさは定評があり、高嶺の花とも言われてきた。しかし今で
はほとんどの種類が実生・挿し木・接ぎ木などの繁殖法と栽培
管理法確立しつつあるので、暖地での栽培を楽しむことができ
ます。
用 土 と 鉢
 水分は好むが多湿を嫌う植物なので、排水の良い用土に植
える。反面、乾燥には、からきし弱い。また土質の異なった土に
移植されることを好まないので、新たに入手した株は前に植わっ
ていた土質に近いものに植えるか、古い土を取り除いて新しい
用土に植え替え、環境に早く適合させる。 なお、ミズゴケ・ピー
トモスに植えある小苗は、急に土に植え替えると枯れ込むことが
多いので、最初はミズゴケを3分の1ほど取り除き、ピートモス5・鹿沼土か桐生砂または軽石
5の混合で植え替える。そして次の植え替え時に、腐植した古いミズゴケを全部除去して、新
しい用土に切り替える2段構えでートモスか完熟腐葉土とする。成木は硬質沼土中粒と桐生
砂か軽石中粒の等量で良い。 鉢は若木、成木とも素焼き深鉢か半深鉢で良いが、株に対し
小振りの鉢を選ぶ。タ生1〜2年の小苗は平鉢が良い。
なお、成木を平鉢や皿鉢に根を広げ這わせるくらいに浅植えにして、岩などで押さえておくと
活着も良く、野性味が増して面白い。

                              
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